どんな時に酸素飽和度測定器が必要か
私たち人間は呼吸を通して酸素を取り入れ、二酸化炭素を放出しています。
酸素が不足すると頭痛の原因になりますし、体調が悪くなります。
場合によっては命の危険もあるのです。
では、どんな時に酸素飽和度測定器が必要になるのでしょうか。
例えば、新型コロナが流行している時に、この測定器が必要でした。
コロナで肺が炎症を起こしている場合、体は酸素を取り入れることが出来なくなってしまいます。
そうなると非常に危険な状態になります。
酸素の供給を人工的に行う必要が生じるからです。
その判断をするときに測定器が必要になるわけです。
指に酸素飽和度測定器を挟むだけで簡単に数値を知ることが出来ます。
そのため、病院だけでなく介護施設などでも常備されており、体調が悪い人がいた場合は血圧と共に酸素飽和度を確認します。
ECMOという機械をテレビで見たり、聞いたりした人も少なくないと思いますが、自力で呼吸が難しくなった場合この装置を使う必要が生じます。
もちろん、かなり重症の患者さんになりますが、この装置のおかげで命を失わずにすんだ人も少なくありません。
普段何気なく呼吸しているわけですが、人間の体のメカニズムは複雑であり精巧に出来ています。
酸素が無かったら生きることは出来ません。
日々感謝の念を持ちながら生きることが大事であると言えます。
そして、今でもコロナで苦しんでいる人がいることを忘れないようにしたいと思います。
元気に生活できるというのは素晴らしいことです。